仕事姿勢ーAttitude Toward Jobs

  答えの出ない話で、それぞれの考え方でいいのではないかな、という結論に陥る話なのだけれど、時々思うこと。

 仕事に対する報酬の決め方や、満足の仕方、またはそのことに対する考え方なんだけれど、幅広く言えばどうして世の中のこのような仕事が時給が高くて、こんなハードな仕事が低いんだろうか、ということになる。それで、もっと小さな枠で話すと、「その仕事をするなら給料を上げてくれないと割が合わない」という考えと、「定期給料はありがたいから、とりあえず現場では、なんでもできることはして楽しんで仕事をしよう」という人の違い。

 後者は何となくいいように感じるし、特に日本のサービス業で思うのだけれど、チップのために働く、という形でないからか、これをやるならエキストラのお金を求める、という考えが根本にない。しかしまあ、サービス業とチップの話は特殊なカテゴリーかもしれないから置いておこう。

 この後者のような人は、考えようによっては、競争心がなくてある意味向上心がない、ともいえるかもしれない。自分はちゃんと仕事をしていると言う自信と確固とした働きがある人のほうが、本当は報酬のこともちゃんと考えて仕事ができる人なのかもしれない。

 これはまた、利用されていると考えるか、助けてあげていると思えるか、の違いともいえる。自分にばかり仕事が言いつけられるというストレスか、自分には仕事を任せてくる人がいなくて、なんだか何に満足したらいいのか無力感を感じるというストレス。これにはそれぞれ解決策があるとおもうけれど、あえて今は書かないとしても、やっぱりこういう些細なことで悩む人も多かれ少なかれいると思う。

 それで結局冒頭に行ったように、その人の考え方で仕事への満足度が変わるだけなのだけれど、でも例えば、一緒に働く人が前者と後者の2人だとして、前者のおかげで後者まで報酬が上がったとしたら、それは前者のような考えの方のおかげで、後者は嬉しいくないはずはない。

 と、いうようなことを日々学べる「仕事」というのはやっぱり脳の活性化にいいし、一日を報酬とともに忙しくしてくれる。何はともあれありがたし。

 また一週間💛