ナナイモを出発して家路へと2日かけて帰る。途中の宿泊はKamloopsという、かなり自然火災の影響のある場所。
本当はこのロングウィークエンドを使ったBCへの旅行中は、普通のルートでは宿がなかなか取れない。それで、わざわざ自然火災で燃えている最中の北を通って一泊どこかでする予定だった。それさえもできるかわからなかったのだけれど。しかしバンクーバー滞在中にもしかしたら空きがあるかもと、もう一度トライ。Kamloopsでビンゴ、宿をとれたのだった。
冒頭の写真は実は行く時に寄ったKamloops.この時はまだエアークオリティーが最悪中でも良いほうだった。帰りのKamloopsのエアーコンディションは、舞っている灰の粒子もかなり大きくなり、止めた車は白くなるし、肉眼でも降ってくる灰が見えるほどだった。
というわけで、ホテル利用者はかなり多いものの、町を歩いている人の姿は本当に少なく、静かでガラッとしていた。着いた当日「Pizz π(パイ)」という、どうやらチェーン店らしい店に入り夕食のテイクアウト。この店はかなり気に入った。ピザをスライスで買えるし、店内の壁にかけてあるチェ・ギバラ、ボブ・マレー風の肖像画、ミュージシャンの絵、その他なかなか雰囲気のある店だった。ステージ風に窓辺はなっているので、おそらくライブ演奏などもよくあるのだろう。ピザが人気の店だと思うが、私はキヌアサラダ、ダーリンはファラフェルサンドイッチ、そしてホテルにいる甥っ子君にもファラフェルサンドイッチをテイクアウトで注文すると、すべて一から作っているのか店内で待つこと30分以上。ただそんな時間も、ぽつっと2組いた静かな店内で、店員の女性と会話をしたり、ダーリンと二人で店内の感想から思い出話をしたり、旅行中だからこそ楽しめるいい時間だったと思う。
朝、スターバックスが近くにあるのを確認し行ってみると、すべてはドライブスルーかオンラインオーダーのみとなっている。歩いて行ってドライブスルーで並ぶというはNGらしく、ある男性は断られていた。さっそくバーコードを読み込み、私の古くて遅い携帯でログインを試みたのだけれど、なかなかうまくいかず、情けないかなあきらめた。最近はこのバーコード系が多くて、お店のメニューまでこれだったりして、そろそろ携帯を取り換えないとついて行けないかも、と思っていはいる。何しろ日本で携帯用のノートブック型のカバーを買ってから、相当持ちの良くなってしまったわたしの携帯。問題はバッテリーが古くなっているせいか、とにかく遅い。日本では忘れたが、こちらではバッテリー交換というのは基本ないらしい。
その後、6,7時間かけて帰宅するのだけれど、案の定途中からはのろのろの渋滞。みんな疲れているからか、少なくとも3件の事故。無事に帰れたことはありがたいことだった。
今回は甥っ子君の夏休みに合わせた旅行だったけれど、次回はちょっと落ち着いた秋ごろに来てみたいなあと思うBC. それにしても、これで私の夏はほぼ終わった心境。今年は夏らしい日々が続き、比較的長い夏を過ごしていると思う。いつ秋になってももうOkay.
また一週間💛