VictoriaーNanaimo

 バンクーバーに3泊した後、ビクトリアへ。フェリーに乗って1時間半、ナナイモという都市に到着し、その後はドライブで首都のビクトリアに近いLangfortという小さな町に滞在。2部屋とベランダと大きなダイニングルーム(キッチンもいい💛)がついているお家を借りて義理の甥っ子君と3人で3泊の滞在。

 ベランダの外には、桃、プルーン、イチジク、トマトなど、絶対にアルバータ州では育てられないと思うような、うらやましいし食べ物が育てられている。景色はとてもよく、遠くの大西洋と山も見える。どれどれと外に出ると、なんと、初めてカワセミ(ハミングバードとこちらでは呼ぶ)を見た!ここははカワセミがいっぱい飛んでいて、滞在中は何度も見ることができた。

 きついハイクの後のこの島での滞在は、ちょっとゆっくり。ここはベリーカントリー。ブラックベリーが雑草のようにそこら中に生えている。かなり短めのハイクをした日があったのだけれど、ダーリンも私もハイクの途中ブラックベリーをたくさん食べながら歩いた。

 うっとりするほど美しく大きな庭を持った家があって、私の想像を駆り立てるような空間にはうっとりして立ち止まっていた。それから、どんぐりの木を見つけ、ここの秋はさぞかし素敵だろうと思った。日本にいるとどんぐりなんぞ特に感動も薄いかもしれないが、なんといっても栗とかどんぐりとかを見る機会がないアルバータ州にいると、すごくうれしくなる。

 エルク鹿が2頭(でいいのかな?)もドライブ中に観ることができた。サルはいないということだけど、こんなに動物がいると、庭の果物なんかすぐ取られないのかな、とも思った。

 この後はナナイモ(Nanaimo)に一泊して、キャンループ(Kamloop)で一泊、そしてやっと家路へと長いドライブになる。この時期はどこも宿がいっぱいだし、シーズン中でとても値段が張るのでお宿探しはなかなか大変なものなのだで、やっと取れたNanaimoでの宿は初めてのMotelとなった。ちょっとクオリティー落ちるよと心配していたダーリンだったけれど、私はMotelというと、映画のテルマ&ルイーズなんかを思い出して、ちょっとわくわくしていた。ついてみると思いのほか、とてもいいMotelだった。次回も旅の続きを。

また一週間。