1月。毎回天気の話をするのもなんだな、とは思うのだけれど、まあ挨拶代わりでやっぱり天気。寒い冬が来ると伝えられたけれど今のところ、1月にしては暖かい気候が続いていて過ごしやすいほうだと思う。とはいっても 辺りはまだ、こないだの大雪が解け切れていないからすごく寒そうに見えるかもしれない(写真)。
最近はYoutubやウェブが充実しているので、妄想旅行が簡単になってきた。いまさらと思われるかもしれないけれど、フィレンツェの歴史、Medici家にかかわることを知ってからは、よくそれ関係の画像や番組を見ている。
歴史について、記憶力がものすごく悪いので、学生時代の成績はおろかなものだった。しかし大人になって、どうしてもっと早くに日本史のみならず世界史も、興味を持てなかったのかと思う。好きだったのは音楽と美術と体育の授業だったから、仕方がないかもしれない。
音楽の時間の音楽鑑賞は何とも楽しかった。先生が、「ベートーベンはドイツのボンに生まれました。終わりがしつこくてなかなか終わらないのが彼の作品の特徴です」と言ったことは、馬鹿の一つ覚えのように覚えている。そのベートーベンの生きた時代背景なんかと合わせて歴史の授業が行われていたら、私の記憶や歴史に対する興味ももっとあったかもしれない。
頭の良い子はここで自ら関心を深めていくのかもしれないし、記憶力がいいと勝手にすべての授業の関連性が分かるのかもしれない。まあとにかく、記憶力が増すことはないとしても、大人になって学べるというのもいいものだということにしておこう。
フィレンツェに戻る。旅行好きのダーリンは私よりすでにヨーロッパを知っている。それで、私が行きたいと言っても行かないと決めている場所の一つにパリがあり、イタリアも全く興味を示さない。彫刻や絵画に興味がない人と一緒に行ってもこれまたつまらないだろうから、いつか一人旅か友人と行こうと半分は心に決めている。
多分、一般的な金持ちや金持ち気取りになる、というような要素もダーリンっぽくないのかもしれない。その気持ちもわからないでもない。イタリアといえばアートやレストラン、建物や歴史などを思い浮かべるけれど、最近見たソフィアローレンの出ているThe Life Aheadという映画は、そんなイメージとは程遠い感じがあった。そう、イタリアは中近東やアフリカからの難民問題を抱えている。最近読んだ記事には、ものすごいマフィアの起こした事件が書かれていた。Covid19を利用しているということもあるようだ。
とりあえず、どうせ旅行もしばらくできないし、疑似体験というか、何度見ても飽きないソーシャルメディアやウェブや映画でしばらくは楽しもう。
また良い一週間を💛