ハッピーハロウィン☆彡朝起きると、西側に窓があるわがアパートの部屋から、大きく丸く美しい月が見えた。ブルームーンにあたる今年のこの月は特別らしい。(写真はクライアントの家から見えるカルガリーダウンタウンの景色)。
前々回のブログで、アルバータ州のUCP(右派)政府がどれだけ政策をこの1年だけで変えてきたかを書いたと思うけれど、ほーらみよといわんばかり、病院のフードサービス、クリーニング、一部ナースたちがストライキに入った。スムーズに政府機関からフランチャイズ化かなんかになって労働者側に負担をかけずに仕事が形式上変わるというのならいいのに(と私は思う)、とりあえず政府は11,000人のヘルスケアーにかかわる職員の解雇へとアクションを起こした。こないだまで、「君たちはヒーロー」とか言っていたのに。
そしてもう一つ、先日ラジオで言っていたことは、州立公園の利用を有料化するという新たな政策だった。国立公園は1年パスというものを買うか、入場料をその都度払うかするようになっているのだけれど、州立公園というのは設備整理は施されていながら、来る人たちがモラルとルールを守りながら自己責任で自由に遊ぶ場所であった。この有料化がクロススキーをする人に限ってなのか、ハイキングでもなんでもそこへ来る人全員に課されるのかがちょっと理解できなかった。とにかく公園利用有料化ということは、停止されていた公園内のゴミの収集は復活なのだろうか?
そんなことはほんとに世界では取り上げられない、取るに足らない話だろうから、もう少し話を日本に関係したことにすると、来週のアメリカ大統領選による、日本と中国のこれからの関係というのも気になる。いろんなことをダーリンと話しているとき、中国のキャシュの使用ゼロへの取り組みや、GPSとかコンピューター、IT系にかかわるすべてのシステムをMade in Chinaにして、ほかの国の物は使用禁止にしていくという案を聞いた。
GPSに関してなのだけれど、こちらでは携帯電話さえあれば、グーグマップに接続してナビゲーションを得ることが可能である。携帯電話でなくても、あるタブレットなんかはグーグルに接続しなくてもナビを受け取ることができる。登山や山の中にいるとシグナルがなくて困ることもたまにあるけれど、運転中でも歩いていて小さな場所を見つけるときにもまあ心配いらない。というのが普通になっているので、つい日本に帰国した時も、日本の友人たちの携帯電話で同じことができているのだと思っていた。しかし、知らないレストランをみんなで探している時、誰もナビゲーションを使っていけないことを知って、友人たちはみんな揃ってGPSを使わないんだなーと知った。
私の携帯は日本ではなぜかインターネットの接続に苦労し、GPSはインターネットに接続しなくてもつながるはずなのに、本当に日本では役に立たない。前回2週間だったか有効のSimカードを買っても結局行った先のインターネットのパスワードを入力しない限りインターネットにはつながらず、いまいち思うように機能させることができない。帰国のたびに不便極まりない愚かさである。持っている携帯が悪いのか(Samson)、Android と日本の何かが相性が悪いのか、やっぱり私が悪いのか。
ところで世界でGPSを持っている国は、USA、EU, ロシアの3か国に加えて中国が2,3か月前に使用を開始したということで、中国はグーグルでさえも独自の物を作る方向に行き、アメリカ産を使わずに生き残る方向へとずんずん進んでいるらしい。
私個人としては、日本のオリジナリティーや、島国っぽい所や、いまだにハンコウを使うシステムも、まあいいかもしれないと思う。いやもちろん、海外に住んでいる身としては不便極まりないこともあるのだけれど。でも、政治的なことにとても疎い私でも、アメリカ側についていることだけは変えたほうがいいと隣国に住みなが思い、願う。トランプが勝てば、ある意味中国にはまたチャンス、バイドンだとアメリカがトランプ政権時よりはややまともに見えるかもしれないというだけで、特に何も変わらないという。一部の有権者達にとってはどっちもBucket of s--t(バケツ一杯のうんち)なんだそう。一方はバケツ2つ分、もう一方はバケツ1個分の違いという。
さーて、来週の日曜日までとりあえず雪マークなし。
また一週間💛