土曜日、カリフォルニアのワイルドファイアーの影響でスペシャルエアークオリティー警報が出て、あたりが一日中スモークに包まれていた。それにしてもカリフォルニアの今回のファイアーはまたすごい規模の災害となっている。
先日、ブーツの底の修理をお願いしに、町に唯一の修理屋さんへ。何かの物語に出てきそうな、絵に描いたようなこの修理屋とおじいさん。一人でやっているようで、3,4日かかると言われたので預けた。
こっちでは本当に履く機会のない、日本から持ってきた靴たちを久々に出し磨いてみた。それ用のいいクリームがないかなと思って、心当たりを探しに出てみたけれど、どうもこの近所にはなさそうで、靴を引き取りに行ったときにおじいさんに聞いてみた。
最新のしゃれたものはもちろんなさそうだったけれど、それでもいくつか種類があった。「これが自分からのおすすめだよ。」と示されたクリーナークリームは、なんと、Tokyo Japanと書いてある。「私はこれをずーと使っているんだ。前にもお客に勧めて買っていった人がいる。その客は次の来店の時に6つも買っていったよ。」という。
日本には外国製のしゃれた皮用のクリームとか、靴磨き用品も豊富にあるから、このクリームが日本で使われていて、そして人気商品なのかどうかは分かりかねる。なんといってもパッケージの感じがレトロな感じだから、せめてバージョンアップぐらいはしてそうだと思うのだけれど、とりあえず、なんとなくうれしくて購入。これは、モールにも、近代化された靴修理屋さんにいって探してもなかなか見つからない珍しいものかもしれない。
おじさんはどこから来たのだろう。ネイティブの英語ではない、独特のアクセントがある。靴修理屋さんとは、なんとありがたい職業だろう。元気で長く続けてほしいと思う。
また一週間💛