MazdaといえばーSpeaking of Mazda

 夏服もほとんど着る機会がないまままた秋冬が来るか、というぐらいずっと涼しい日々が続いていたけれど、この日曜日からまた3日間ぐらいは30度近くなるということで夏の再来。いや、まだ夏でいいと思う。

 本日は、Ahura Mazda に関することで今まで気づかなかったことに気づいた、ということを書こうと思う。Ahura MazdaはZoroastrianismという宗教のクリエーターであり、時は紀元前600年ごろにはじまり、その後ペルシャ(今のイラン)が中心となって、シルクロードを通して広がっていく。という知識を得たのは、ダーリンの書籍にある「シルクロード」というピーター フランコパン著作の本を読んでいてなのだけれど、この本を読むぞと決めて何年たっただろうか。ちょっと読んでは放っておくので、また最初から読んで・・・という風に進みもせず終わりもしない。

 それで、そのZoroastrianismなのだけれど、あの有名なニーチェの「ツァラトゥストラはこう言った」がこの思想のことを言っていたと初めて知ったのだった。そしてこの思想だけれど、私の一番の印象は、今のスピリチャリズムととても重なることが多いということだった。Youtubeで哲学の教員が言うには、Zoroastrianismは現在の私たちの暮らしに空気のように存在していてその影響に気づかないという言い方をしていた。

 そしてそのシンボルとなるのが髭を長くはやした横顔の男性なのだけれど、その人の周りには羽がモチーフとして描かれている。話はクリエーターのAhura Mazdaに戻す。Mazdaといえば日本の車会社が知られている。ダーリンとZoroastrianismの話をしていた時に、「ほら、日本の車メーカーのMazdaと一緒の名前の人がクリエーターだよ」と私に言う。

 Zoroastrianismのクリエーターの名前ぐらい、一応本を読んでいる最中だからわかってはいたが、車会社の知識はさらに疎いから、「あ、本当だ。」と思った。「それでね、シンボルは男の人とその周りに羽がバックになっているやつね。」と私が言うと、ダーリンがピンときた。「車のMazdaのマーク、いつも不思議だったんだけど、それでわかったよ。きっとAhura Mazdaと関係してその羽をイメージしたに違いない。」と。

 調べてみると、創業者の松田重次郎氏の頭文字Mのイメージももちろんなのだけど、Ahura Mazdaのイメージやモットーをかかげているというこが書かれていた。

 Mazdaの現在のロゴになったは1975年とのことで割と最近のこと。Ahura Mazdaとの関係性は後付けか誠か。どちらにせよシンボルに込められた深い意味や願いがすごいと感動。 

 そして、今まで当たり前でなかった、いろいろなことがネットですぐに調べられるこの発展もすごいことである。おかげで、寄り道ばかりで本は全く進まないのだけれど、ある意味いろいろなきっかけを作ってくれる本として、気長に付き合っていくかな。

 よい一週間を💛