Long Weekendを迎えてる今週は、26度から30度近くに気温が上がっている日々が続き、来週の月曜日までは暑い日々となっている。とはいえ、冷房も設置せず何とか我が家では頑張れるし、暑いと思いながら、家の中では長袖でいられるぐらいだから、やっぱり日本の比ではないと思うのだけれど、ダーリンは体感温度がいつも高いから大変そう。
さてこちらではよく英語で、ただ今~、お帰りーと同じような感じで、「今日はどんな日だった?」ということを聞く。なんとなく習慣になくて時間がたってから聞くことが多いのだけれど、とりあえずHow was your day?と夫婦の間でも一応お互い挨拶がある。それでも、Good,とかOkayとかで終わってしまうことも多い。
そのうち何度かはどんなことしたの?と具体的に聞くときもあるのだけれど、ある日ダーリンの返答にとても面白い話があった。
「今日はあることを学んだよ。」と思い出したようにダーリン。英語でRabbit's sudden death という風にウサギの急死についてよく言うのだけれど、それは、ウサギは本当に直前まで何でもなく元気なのに、急にばたっと死んでしまうかららしい。日本でもウサギに詳しい方は当たり前のように知っていることかもしれないけれど、私はまずそれさえも知らなかった。
ちょっと余談なのだけれど、動物でウサギはかなり好きなほうで、ハムスターやネズミはあまり得意でないのにウサギは本物も、キャラクター化されたある種の絵も、置き物も引かれるときがある。
「ウサギは、痛みとか体調の悪さに鈍感で、その症状が現れずにある日急になくなるのだと思われていたけれど、実はそうではないという研究の文を読んだんだ。」続けるダーリン。「ウサギはとても弱く、捕食者がいっぱいの世界に住んでいる。それゆえ、調子が悪いことを見せるわけにはいかず、元気であるようにフェイク(装って)しているんだ。最後の最後までその姿勢でいるから、急に死んでしまったというようにとらえられるんだそうだ。」
なんてけなげな動物なんだろう!!!と私は思った。ますますウサギが好きだ。私もウサギのように生きたい!と思った。
そのウサギに関する研究文がどうダーリンの仕事とかかわっているかはあえて聞かないとして、素晴らしい一日ではないか、と思った。
この週末、部屋の中よりベランダが涼しいので、蚊が出てこない限り外でブログを書いたりしているのだが、昨日あたりから、急にトンボがたくさん飛んでいる。トンボの一生も短いゆえにとても季節感を感じ、美しいなあなどと、感情に浸りながら本日もStay at Home。まあ、どこへ行ってもみんなやることなくて以外に人が多いだろうから、この祭日はこれでいいかな。
8月、どうぞ日本にいる皆さんは、暑さに負けず体を壊さないようにお過ごしください。また一週間。