ちょっとのぞき見ーPeeping Into Neighbor

 この間、カルガリーにものすごい大きなひょうが降り、水の流れをふさいでしまったせいで、車のタイヤの3分の2が水に埋まるぐらいの大洪水が起きた。今までに見たことないような大きな粒だったらしい。

 下の映像はわが町で起きた時の雹。まあなんてことない小粒だったけれど、このくらいでないと、外の私の車はダメージを受けることになるからどうか大きいのは降らないでと願う。

 さてさて、今年はスモールビジネスがかなりの打撃を受け、すでにアウトオブビジネスでテナント募集をしている開きスペースが目に付く。そんな中、例年よりも2倍3倍と需要が増えているというのが、植木屋さん?や、植物栽培コーナーだそう。

 今年の夏はまだ雨季を抜けていないとしても、なんとなく暑そう。少なくとも去年よりは雨ばかり降って夏っぽくないままで秋を迎える、ということはないのではないだろうかと思う。

 となれば、野菜や花を育てるのには絶好のチャンスだろう。ということで、いつもうまくいかないバジル、オレガノ、パセリ、ラベンダー、そしてパンジーを買ってみた。ま、些細な楽しみ💛 

 わがアパートメントから見える向いの家だが、去年だったか、売りに出されて住居人が変わった。新たな住居人は、それはそれはハンディーな方々で、あっという間に倉庫?みたいなものと、温室のようなものを作り上げて、着々と手を加えている。野菜栽培の囲いは私のほうからよく見えるので、申し訳ないぐらいいつも気になってみてしまうのだけれど、うまく配置されてすべてよく育っている。

 前の住民の方は、いつもブラインドを下ろし、向いアパートに向いている窓という窓のブラインドが上がることはほとんどなかった。今回の方々は全開とはいかないけれど、半分まで空いていることが多い。

 もともと住んでいた方にとったら、今までは朝から晩まで太陽が庭にさす条件のもと、見渡しもよく広々とした暮らしだったろう。ところがこのアパートが建ったせいで一変して、アパートで景色でさえぎられ、おまけにアパートの人からは上から見下ろされることさえあるという変わりようだから、かなり耐えられなかったことだろうと想像する。

 一方で新たにその家を買った主の方々は、これもできるあれもできると、生活を楽しんでいるように見える。

 とはいえ、前の住民の方は、おそらく一人暮らしのリタイアした婦人だったと思う。家の中に誰かいたのかもしれないが、彼女以外見たことがなかった。そういうわけで、庭のケアもおっくうになっていただろうし、ずっと売ることを考えていたのかもしれない。

 「家政婦は見た」のような、人のプライバシーにちょっと侵入しそうになっているが、まあ、このくらいは許されるかな。何はともあれ、生活の向上をし続けて喜びを見つけている暮らしを見るのはとても楽しい。ということで。

 また一週間。