ノーリターンーNo Return

 最初に見た春の花はこれだった。タンポポよりも早い!と思ったけれど、この後すぐにタンポポもやっぱり目にした。

 今週末は、1か月以上ぶりにCostcoへ行った。噂どうり並んで待たないと中に入れないという経験をダーリンにしてもらっていたので、それ以来つい面倒で言っていなかった。きっかけとなったのは、ライブチャットを友人たちとしたときに、地域は違うけれど、夕方ちょっと遅く行ったらガラガラだった、ということを聞いて、うちも試しに遅めに行ってみようとなったのだった。雑談の力よ。

 行く前に、人数制限をしているゆえに、ダーリンと二人づれで入れるかどうか調べた。2人まではOkと書いてある。それ以外にもいろいろスペシャルな情報がでている。返品できないものの項目にめがとまる。以下、Costcoの返品不可の一例;

  • Toilet paper-トイレットペーパー
  • Water-水
  • Sanitizing wipes-除菌ペーパー
  • Paper towels-ペーパータオル
  • Rice-米
  • Disinfecting spray-除菌スプレー

 米以外の項目は買い占め品だから、買い占めた挙句にいらなくなった場合、一切受け付けないということだろうと予測できる。はたして米も買い占めの商品だったのだろうか? いまだに小麦粉が棚にないのが目につくのだが、アジア産の米はいつも棚にある気がするのだけれど。

 返品に関しては、日本よりはるかに柔軟にいろいろな店が受け入れてくれるのが北米だと思う。アメリカほどではないが、カナダも大体返品の理由がちゃんとしていれば大丈夫。ところが、このウィルスでいろいろ規制が変わり、返品は一切今の期間できませんとする店がほとんどとなった。封を開けていなくても、理由はその人がさわったから、ということで。

 私は薬局でアルマオイルを最近買ったのだけれど、いつも買うメーカーではほしいものが売れきれ続きだったため、やむを得ず知らないメーカーの瓶を2本買った。ユーカリとラベンダーをそれぞれ購入したのだけれど、残念なことに、ユーカリを開けてみると、びっくりするような嫌なにおいだった。信用できないので、もう一本のラベンダーは封を開けずにそのまま返そうと試みた。

 もちろん、断られた。「とにかく今のところはどんなものでも返品は受け付けないルールとなっているので、レシートと一緒に保管しておいて、ルールが緩くなるまで待って」ということだった。

 疑問は、不良品だった場合、返金はされるのであろうか、とういことだが、とにかくややこしいことを避けたくなるようなこの時期、なるべくシンプルで行こうと思う。

 

また一週間。丁寧に。