窓からのキャンバス。ぼーとする。
今月に入り、そろそろ規制を緩めて、ビズネスをオープンしていこうという州がカナダでも出てきている。とは言え、それぞれのビジネスオーナーのアイデアがものをいう。どうやってソーシャルディスタンスを保ち、安全にビジネスを運営していくか、それによってセカンドウェイブといわれる、2度目の、そしてたいてい一度目よりもダメージがあるといわれるリスクを防げるか否かが決まるという。
スタジオはどうかなあ、と気になってはいるが、何しろ窓が無く換気がしにくいスタジオだし、殺菌用のペーパーは今どこでも品薄で、毎回ひとクラス後ごとに使うとなるとかなり多くいるだろうとか、コンクリートの床はかなりの頻度で殺菌剤を含ませたモップでふいたほうがいいだろうとか、とにかくいろいろ経費もかかってくる。オーナーはスタジオ以外にも、ホッキープレイヤー向けの仕事もしているし、だいぶオンラインにシフトしてもいるので、万が一スタジオを閉めるというメールが来ても、おそらく不思議でないだろう。しかも、スタジオクローズの直前、一人インストラクターが辞めたこともあり、専属インストラクターがいなくてクラスができない夜が2日あることも事実である。
この世の中、一般人だけでなく、有名で魅力的な人でも、Youtubeなどを使って無料で簡単に自宅でできるエクササイズなんかを提供している時代である。本当にお金を払ってやること、またはお金をいただくために提供する商品そのものを考えさせられる。
そして今更だが、昔だったら有名人は一人ひそかにエクササイズ方法や美容方法があっても絶対に一般にシェアをする、ということはなかったと思うが、事細かに使っているプロダクト名を公表しながらシェアしてくれる人も多いのは、なんとオープンな世の中よ、と感謝しつつ思う。
時代に柔軟に。ある程度流れに沿って。今週もまた。