舞台演劇ーThe Stage Play

 「超」が付くほど久しぶり(だと思う)に生の演劇を見に行った。カルガリーのこの劇場は、かなり役者さんたちとの距離が近く、小さくてかわいい劇場だと思った。

 2012年のNewYorkで初めてステージとなったこの劇は、「Disgraced」というタイトルでAyad Akhtarという人の作品。文化と宗教の違うカップルと仲間たちとのなかなか分かり合えないフラストレーションや社会問題を取り上げた内容で、決して明るく楽しいという内容ではないのだけれど、ところどころに笑いも盛られていた。

 これでもなぜか学部生の時はTheater専攻だったのに、いまいち舞台演劇を見てもいつも夢中になることはなかった。ところが今回は、ステージを見ているのにステージではないものを見ているような、そんな舞台と一体となった体験をしていた。この劇を見に来たのはたまたまで、とにかく何でもいいから生のアートに触れたいという思いでチケットを取ったのだが、内容が興味のあるものだったのかもしれない。

 そして帰り際、建物の中でうろうろしていると、Paco de Luciaというフラメンコグループのポスターが目に留まる。Paco!!!フラメンコギターのマエストロ中のマエストロ。彼自身は心臓発作で確かブラジルだかキューバに行った際に亡くなってしまった。彼とこのグループのショウはYoubuteで見ていて素晴らしいと思っていたから、Pacoはいなくても、ぜひ見たい!テンションがあがった。

 たった一夜だけの講演でシートはかなり満席。今週水曜日の夜。もし見に行けたらその報告もここで~。

 

 今日は一日雪模様。また一週間💛