先週はうっかりスキップしてしまった。
週末、以前から情報をもらっていたNick Caveというシカゴの黒人アーティストの展覧会をカルガリーのミュージアムに観に行った。日曜日のクラス後にカルガリーダウンタウンに行くというのは、まず路上駐車が無料ということと、何らかの催しがない限り、かなりダウンタウンに人が少ないということがある。逆に活気にはかなりかけてはいる。
政治的人種差別にもアクティブなメッセージを送っている作品もあるが、どれも、手がものすごく混んでいて、ちょっとやそっとで出来上がるものでない作品であるのが圧倒させられる。
彼の作品は2階の3室にまたがるだけでそれほど多くなかったので、見ごたえもあり十分満足したけれど、今回はすべての階の展覧会を見て回ろうと、最上階まで行ってきた。
すると、なかなか面白いミュージアムではないか！ということを発見した。子供も大人も十分楽しめるかもしれない、と思った。日曜日の閉館3, 4時間前に入ったためか、子供はあまり見なかったが、友人同士で来て昔の電車を再現した席に座って話し込んだり、まるでビジター自体がそのワンシーンに溶け込んだようで、そんな風景を見るのも楽しい。
個人的には最上階のミネラルのコーナー、つまり天然石の展示場が気に入った。いくつか見なかったコーナーは次回また来た時にしようと思う。そろそろ閉館間近、そしてそろそろ帰らないとダーリンがおなかをすかせているかなあ、というぎりぎりの時間でやっと帰る気になった。
やっぱりアートやカルチャーを楽しめるに越したことはない、と改めて日本やNew Yorkの生活の豊かさを思う。もちろんカルガリーもまあまあ楽しめるという発見だったわけだが。 のどかなドライブで家路へ。