チーム結束ーTeam Bonding

先週の日曜日の午後は、スタジオオーナーのナターシャの気遣いと計らいで、チームミーティング+ランチ∔ヨガクラス受講という、チーム結束を目的とした集まりがあった。

ナターシャのスタジオでクラスを受け持つことになって2年弱経ち、今年で3年目を迎えるのだが、その間、私以外のインストラクターの定着がなかなかなかった。そして「このメンバーで行ける」または「行きたい」というナターシャの確信だと思うが、計4人の現在のメンバーがそろった。

私以外の2人のインストラクターは、もともとスタジオのクライアントである。そのうちの一人、カリッサは、以前ブログでも紹介しているけれど、プライベートで私のレッスンを受けてくれていた(そして現在でも)。彼女はピラティスにかなりはまり、家のベースメントには一通りの機材を買いそろえ、インストラクター養成コースを受講して資格を取った。本業はコミュニケーション&リレーションシップ(だったような)という、安定した役所員。一生続けたい仕事ではないため、何かライフに楽しんでやれるようなスパイスがほしい、と思っていたところ、ピラティスの指導を始めて、これだと確信したという。彼女は霊気の勉強もしていて、パワーヒーリングという分野でも知識を広げている。

もう一人は、スピードスケートのコーチとしてルーマニアからカナダに移民してきたクリスティーナ。自分のためにナターシャのスタジオでクラスを取っていたのだが、ピークピラティスという団体で指導者の資格も持っていた。ピークピラティスは、私の資格の原点となっているパワーピラティスとかなり近い指導方である。クラスでたまに会ってはいたが、主にはナターシャのクラスを受講をしていた彼女に、代行がどうしても必要だった折に頼んで以来、チームメンバーとなったのである。コーチングとまだ幼い2児の母親という役割を担っているため、その合間にしか指導を受け持つことはできないのだが、それでもナターシャにはありがたい存在だろう。私も代行を頼める仲間が増えたことはありがたい。

ヨガのクラスはナターシャが私たちだけのセミプライベートのクラスを予約してくれていた。ミーティングにかなり時間を取ってしまったのと、入ったレストランの注文や食事が出てくるのにも時間がかかったせいで、つまみを頼んで5分で食べて出る、ということになったのだが、待っている間の会話ではそれぞれの個性がよく出ていた。

そしてこのメンバー、ナターシャは若いオーナーだと思うけれど、大体年齢がにかよっている。私が一番年長なのは致し方ないが、気負いもなく緊張もなく、ピラティスという共通した趣味的仕事を持ち、それぞれほかの分野での仕事もあるせいか、どこか余裕を持っているところがいい。

なにはともあれ、このような計らいをしてくれるオーナーはなかなかいないはず。ナターシャ一人でもクライアント集めに困ることは消してない人なのだが、そのような人脈の厚いオーナーのおかげで私たちのクラスも成立するわけだ。それぞれにナターシャへの感謝は厚いと思う。とっても気持ちのよく美しいヨガスタジオでのクラス後、「私と一緒に過ごしてくれてありがとねー」というナターシャにみんな「いつでもよ!」といって別れた。また頑張っていこうという気持ちで。