昨日は15℃近くだったと思う。からっとして太陽が出ているので、まったく春のようなうれしい日。そして今朝は、強風のある霰、雨、そして雪に変わるという全く不思議な天気。昼前までは0℃より上だったので、これもまた暖かく、春が来たようだった。
そんな暖かな土曜の午後は、スポーツセンターで年に一回のIn-Serviceというインストラクターとマネージャーだけのミーティングに出席した。カルガリーまで行くのはちょっと億劫だったのだけれど、そういう出不精はいかんし、また違うメンバーと顔を合わすのも面白いだろうと何とか盛り上げて昼過ぎに車を走らせ現場へ。
会場はいろいろなスポーツイベントがいつも行われている。この日はジュニアのシンクロナイズスイミングの選手たちがたくさんいた。
集まったインストラクターはスピン(室内固定自転車のスポーツ)、キックボクシング、ズンバ、ステップ、ヨガなどいろいろ。もともとすべてウェブやPCをつかって連絡や記入事項などをしているのだけれど、さらに発展させて新たなシステム導入などの説明を受ける。例えば、自分の担当クラスの確定や代行、自分に関係するクラスの代行の申請や受付、バケーションリクエストとその認定、クラス後のノーショーの報告など、すべてあるサイトにて行われる。狙いは、多くのメールが行きかうのを減らし、もっと合理的に仕事をするということにあるようだ。
どこの施設でもペーパーを減らし、すべてコンピューター化で、しかもよりよくしていこうとしょっちゅうシステムを更新する。老人ホーム施設でさえもそうである。私はあえて自分用のノートを作ったり、コピーしてバインダーを作ったりと、いまいち紙の上でないと落ち着かないけれど、いやでもウェブでの作業が強いられるので、自分なりに慣れてきたのはプラスだろう。
10項目ぐらいアジェンダがあったが、最後はオープンディスカッションでそれぞれ抱える問題が挙げられた。月に1,2回しか行かないこのセンターだけれど、CPRやこういった必須のミーティングにでると、おなじみの顔ぶれになってきて思ったよりホームな気分でいれた。
ヘルスケアープロバイダーとして、それ風に何とかふるまっているOTA(作業療法士アシスタント)の顔もあるのだけれど、こっちの世界はどこか懐かしい感じがある。
そして今のマネージャーは2人めの就任者で、若くて付けまつ毛ばっちりで超ハイテクなPCを使っている(薄くてどっちにも折り曲げられるやつ)仕事のできる人。コミュニケーションもかなりうまい。インストラクターというのはある意味ちょっと独特な集まりだと思うのだけれど(良くも悪くも)、そういう人たちをうまく使いまとめるマネージャーというのは大事だなあ、とつくづく思った。
予定より1時間早く終わった。だらだらと結末の見えない会議は本当に疲れるし時間の無駄と思うが、仕切る人がしっかりしているミーティングは後味がいい。そして顔を合わせるという大切さをありがたく感じた。