ペナルティー Penalty

今週は寒い日が続き初雪となった。

スタジオを出る時間にはすっかり辺りが暗くなり、夜のドライブの季節。慣れてきたといいたくはないが、やはり、前のような緊張感は薄れ、いつもの道だからと運転するようになった。

 

そしてある日、家に帰ると私宛のお役所がらみからの手紙があった。なんと、スピード違反のペナルティーの手紙だった。ダーリンも以前しょっちゅう支払っていた。カルガリー市内の交通の取り締まりが、あきれるぐらい念入りであることを思い出させた。

 

ペナルティーは109ドル。タックスとサービス料が加算されて、122ドルぐらいトータルで支払った。どうゆう風に警告されるかというと、市内にはカメラが設置されており、自分の車が走る後姿、つまりプレートナンバーがしっかり写された写真付きの手紙が送られてくる。そこに、日時と走っていたエリアとスピードが明記される。心当たりがないとか、それが自分の車でない、というときは3カ月後にコートデイというのが明記されており、そこで証明すればペナルティーはなしというわけだ。そしてその日までに支払いをしないと、ペナルティーはもっと加算される仕組み。ちなみに支払いは簡単にウェブサイトにいってネットでできる。

 

スタジオの周りは遊び場や小学校の多い住宅街で、朝7時から夜9時までは、その近辺は30kmで走るようになっているのだが、2ブロック間表示が出ていると思うと、またその先の3,4ブロック先に表示が出ているという感じで、早めたり遅めたり忙しいエリアである。

 

報告によると私は夜8時半すぎに、41kmで走っていたらしい。普段スピードに関してはマックスを出すように心がけているが、どちらかというと遅いほうで、どんどん後ろの車から抜かされるほうであるから、これは不覚、ちょっぴりショックだった。

ちなみに、路上テストでは、プレイグランドの30kmを守らず運転した場合、オートマティックフェイラーといって、ここで不合格となる。

 

ますますゆっくり運転に磨きをかかり、かなり後ろの車が迷惑しようと、120ドル近く払うなら気にしない、と、いい心の入れ替えの機会となった。