今週はビクトリアデイの月曜休日があるために、待ちに待ったロングウィークエンド。すっかり辺りが緑になり、天候に恵まれたウィークエンドとなった。
土曜日は久々に我が家でホームパーティーをすることになり、ダーリンがラム肉のバーベキューの用意。私はその他の用意となった。花をちょっとでも飾ってお招きしようと当日、ぎりぎりでやっと食事の用意が終わったので、そろそろ花を買いに出ようかな、と思った矢先だった。フロントドアのベルが鳴る。お届け物ですと。ユリの香り一杯の花瓶付きの大きな花束。プライベートレッスンを私でずーと続けてくれているピラティスのクライアントさんから、やけどのお見舞いとして、カルガリーの花屋さんからわざわざ手配してくれたのだった。
想像以上にこの花のおかげで部屋の中が少し豪華に見えた(気がした)。そしていつもパーティんに呼んでくれているご夫婦と、その旦那方のトロントから遊びに来ているお母さまがチューリップを持ってやってきた。パーティーが終わった後もこうして家を華やいでくれる花たちは本当に素晴らしい。
もう一人のこの日のゲストは、只今バレエの勉強のために日本からカルガリーのバレエスクールに研修生としてやってきている20歳の女の子。日本にいるある方にメールで紹介され、4月の初めにここへ着いたというので、その後即一度会うことに。とっても礼儀正しい子で、20歳にしてはなかなか大人の雰囲気を持ったお嬢さん。とにかくいい印象で未来のバレエダンサーに会えたこの機会をうれしく思い、この日は一夜うちに泊まってもらうことにした。
翌日、久々にPeter Lougheed (ピタラヒード)の山へ3人で遠出。ちょっとドライブに行って景色を見るはずが、またしても、4時間半、約15キロを歩くことになる。3人ともジーパンで、途中雪の残りもあるこの山。朝食を食べて2時間のドライブで着いたこの山を、持って来ていた水筒は車に置いたまま、結局飲まず食わずで駐車場に着いたのは4時過ぎ。たぶんこの日3人の中で一番体力がなかったのは私だろうと思う。最後は気力も失せる中、なんとか一周。もちろん今日はつま先を伸ばすことができなかったり、歩き方が何だか変という情けない状態。しかし、毎度終わった後は気持ちがいい。
その後、彼女から連絡が来て、「アルバムを作ってみました」と送ってくれた。彼女はあの疲れる登山中、私たち2人の姿の写真を取ってくれていたのだった。できそうでできない思いやりとどこまでも礼儀を忘れない彼女のような子は、なかなかいないと思った。
来月「ほんのちょっとしか出ないんですけどね」という、スクールの発表会があるというので、ぜひ見に行きたい。
けがもかなり治ってきたし、今日の空も素晴らしい。部屋はユリの香りいっぱい。またのこういう日のために明日からまた仕事へ💛