アライメントーAlignment

Natashaのスタジオに先週着くと、すっかりクリスマスの飾りつけになっていた。Natashaは担当の講師にスタジオのカギを預けて任してくれるので、担当するときは自分一人。ドアを開けると真っ暗なスタジオのはずがクリスマスの明かりで出迎えられた。こういうのもNatashaの気遣いの一部で、本当にいつも感心する。そしてもともとライティングが好きな彼女だから、スタジオはいつも明かり関係が素敵でかわいい。

今日はちょっと心の旅。心のアライメントの話。

仕事内容はともかく、職場はよく出たり入ったりしているな、と我ながら思う。飽きやすいのか、辛抱が足りないのか、とにかくずーと長年同じ会社で働いているという方をみると、自分にできそうになくてすごいなあ、と思う。どんな仕事も辛抱しなくてはいけないことというのはあって当然だから、やっぱりずっと同じ職場で続けているのはすごい。

 

結婚という形で来たカナダで見つけた職は、ことにピラティス関係となれば、とにかく指導をする機会と、人との触れ合いをくれたということで、今までの感謝とは格別に異なる、ありがたみを感じている。

それでも、もう一つのスタジオを離れることにした。

 

まだ新しいスタジオだから、集客も苦しく、私が教えるよりオーナーの彼女が教えたほうがよっぽど利益的にはプラスだろう、ということもあり、それほど決断と告知には難しさもいざこざもなくすんなりしていたのだけれど、いつも経験することだが(そして多くの人もそうなのではないかと思うのだけれど)、やめると決めたときからやめるまでの間のクラスというのが、実に良い出会いと雰囲気と内容と感覚がある。

 

それはどういうことかというと、スピリチャルリーダーたちが言っている言葉を借りれば、おそらくこれが、自分の中にあるなんだかの抵抗感というのがなくなって、すべてか整理整頓されて、次に並ぶものが自然にきれいにそろう(Align)、ということなんだろうと思っている。だから本来なら、いつでもどこでもこの状態でいれれば、こんなに気持ちよくすべてがそろうんだ、ということを改めて感じた。こういう感覚をいつも持てますよに。